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熊本で地震後に家のひび割れを見つけたら?確認する場所と修理が必要なサイン

更新日:8月8日


地震のあと、自宅の壁や天井にひび割れを見つけて、

「このまま住み続けても大丈夫?」「クロスだけが破れているのか、建物にも影響があるのか分からない」

と不安になっている方も多いのではないでしょうか。


地震後の住宅では、壁紙のひび割れだけでなく、窓やドアの周辺、天井との境目、屋外のコンクリート部分などにも変化が現れる場合があります。


国土交通省も、地震後の木造住宅について、建物の傾きやひび割れなどを目視で確認し、状況によっては専門家へ相談するよう案内しています。


今回は、熊本県内の住宅で実際に確認された写真をもとに、地震後に確認しておきたい場所や、専門業者へ相談した方がよいサインをご紹介します。


※写真だけで建物の安全性や原因を判断することはできません。気になる症状がある場合は、専門家による現地確認をおすすめします


1.壁や天井のひび割れを確認する



地震後は、壁と天井の境目や部屋の角などに、ひび割れが現れることがあります。


写真では、天井付近から壁に沿って亀裂が続いており、複数の箇所に目印が付けられています。


表面のクロスだけが破れている場合もありますが、その内側にある石こうボードの継ぎ目がずれていたり、下地に動きが生じていたりする可能性もあります。


ひび割れを見つけたときは、次の点を確認しましょう。


・ひび割れが以前より長くなっていないか

・幅が広がっていないか

・同じ部屋に複数のひび割れがないか

・壁だけでなく天井まで続いていないか


ひび割れの場所に印を付け、日付と一緒に写真を残しておくと、変化を確認しやすくなります。


2.窓やドアの周辺は特に確認する



窓やドアなどの開口部周辺は、壁の力が集中しやすく、地震後にひび割れが現れることがあります。


写真では、ドアの上部から設備の付近にかけて、横方向と縦方向に亀裂が見られます

ひび割れだけでなく、

・ドアが以前より閉まりにくい

・窓の鍵がかかりにくくなった

・開閉すると引っかかる

・枠と壁の間に隙間ができた


といった変化も確認しましょう。

ただし、開閉しにくい原因が必ずしも建物の傾きとは限りません。


建具自体の調整で改善する場合もあるため、ひび割れと一緒に専門業者へ確認してもらうと安心です。


3.細いひび割れでも経過を確認する



写真では、窓の上部から天井方向に向かって、縦にひび割れが入っています。


細いひび割れは、すぐに大きな危険があるとは限りません。


しかし、地震前にはなかったひび割れや、徐々に広がっているひび割れは注意して確認する必要があります。


見つけた直後の状態を写真に残し、数日後や数週間後に変化していないかを確認しましょう。


余震が続いている場合は、ひび割れの近くに重い家具を置いたままにせず、安全を優先してください。


4.壁紙のひび割れだけで判断しない



室内のひび割れは、壁紙の継ぎ目や石こうボードの境目に沿って現れることがあります。


表面だけを補修すると一時的に目立たなくなりますが、下地にずれがある場合は、再び同じ場所にひび割れが生じる可能性があります。


補修を検討するときは、すぐに壁紙を張り替えるのではなく、

「表面のクロスだけが破れているのか」

「下地のボードまで影響しているのか」

「建物全体に変化がないか」


を確認することが大切です。


5.屋外のコンクリートや地面も確認する



震後は室内だけでなく、駐車場や玄関まわり、建物の基礎周辺も確認しましょう。


写真では、コンクリート部分の下に空間が生じ、周囲の砂利や地面にも変化が見られます。


このような状態では、コンクリートの下から土が流れ出している場合や、地面が沈下している場合など、複数の原因が考えられます。


写真だけで地震が直接の原因と断定することはできませんが、車や人が通る場所に空洞や沈みがある場合は、近づきすぎたり、上に乗ったりせず、早めに専門業者へ相談しましょう。



特に、コンクリートの下に目で確認できるほどの空間がある場合は、表面だけを埋めるのではなく、地面の状態まで確認する必要があります。


6.専門業者へ相談した方がよいサイン


次のような変化が見られる場合は、自分だけで判断せず、建築会社などへ相談することをおすすめします。


・地震後に新しいひび割れが複数できた

・ひび割れの幅や長さが広がっている

・壁から天井まで亀裂が続いている

・窓やドアが急に開閉しにくくなった

・床に傾きや違和感を感じる

・基礎やコンクリート部分に割れや空洞がある

・外壁や屋根の一部が落ちそうになっている


建物の使用が危険と思われる場合は、無理に中へ入らず、自治体などの案内に従ってください。被災建築物の応急危険度判定は、地震後の二次災害を防ぐため、資格を持つ判定士が建物を応急的に確認する制度です。


7.ひび割れを見つけたときにしておきたいこと


ひび割れや地面の変化を見つけたら、補修する前に写真を撮っておきましょう。


写真を撮る際は、ひび割れ部分のアップだけでなく、部屋全体や周辺の位置関係が分かる写真も残すことが大切です。


また、次の内容も記録しておくと、現地調査や保険の相談をするときに状況を伝えやすくなります。

・写真を撮影した日

・ひび割れを発見した日

・地震前からあった傷かどうか

・ひび割れの長さや幅

・ドアや窓の開閉状態

・時間の経過による変化

安全に確認できない場所へ無理に近づいたり、高い場所へ登ったりする必要はありません。


まとめ|小さな変化でも気になる場合は早めに確認を


地震後にできたひび割れは、壁紙など表面だけの損傷である場合もあれば、下地や建物の動きが関係している場合もあります。


見た目だけで安全性を判断することは難しいため、

「前にはなかったひび割れができた」

「少しずつ広がっている気がする」

「ドアや窓の動きまで変わった」

という場合は、早めに専門業者へ相談しましょう。


株式会社TAKEDA建築では、熊本県内の住宅リフォームや住まいに関するご相談を承っております。


壁や天井のひび割れ、外壁、基礎、駐車場まわりなど、地震後の住まいで気になる箇所がございましたら、お気軽にお問い合わせください。


 
 
 

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